☆緊急のお願い―日本赤軍・レバノン問題に関して―


1997.3.6 日本赤軍・浴田由紀子、吉村和江、丸岡修

 レバノン政府は3/4、日米両国政府からの脅迫的圧力にたえきれず、被拘束同志たちの氏名を公表し、3/6には偽造旅券使用などで起訴しました。日本政府は更に日本への「強制送還」を強要しています。日米両国政府とアラブ人民による拘束反対の綱引きの末、日米両国による恫喝(援助打切り、国交断絶、経済制裁等)と日本からの経済援助大幅増額の誘いの方が勝りました。レバノン政府の対応は非常に残念ですが、革命政府でも親パレスチナでもないレバノン政府が、一時は事件の白紙化までよく検討したものです。アラブ人民による日本赤軍支持の力が、米国一元支配の国際情勢下にもかかわらず、レバノン政府をここまで躊躇させたのです。尚、国家治安局は元々、親米右派の情報機関であり、70年代から日本の治安当局に情報を流していました。今まで日本赤軍に手を出せなかっただけです。
 これからは5名の同志たちの送還を阻止しなればならず、皆さんの応援をお願いする次第です。送還阻止の鍵は今以上のアラブ世論の高まりにあります。「リッタ闘争による岡本同志再裁判・死刑」のことなどをアラブ世界に訴えて下さい。現地の人々・マスコミへの訴えは無論、在日レバノン大使館、全アラブ大使館への訴えなどを、皆様にお願いします。
 レバノン政府には、5名の釈放を強く求めます。
(御支援の声は救援センター気付「帰国者の裁判を考える会」へ
       〒105東京都港区新橋2−8−16 石田ビル4F)

 この「お願い」は、日本赤軍獄中者から、当ホームページに載せて欲しいとして送られてきたものです。

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