サンタクルス、ベイルート、トーキョー
…………日本赤軍への弾圧を考える12月集会…………
12月14日(日)午後6時から
日本キリスト教会館4階(AB会議室)
(東西線早稲田駅下車徒歩5分)
資料代1000円

集会内容

西川純被逮捕経過説明
西川純さんからのアピール
2/5レバノン拘束に関連して
レバノン派遣団帰国報告
レバノンからの獄中アピール
講演:「オカモト釈放運動」の状況とレバノン情勢
(ジャーナリスト神保隆見さん)
講演:法律上から解釈される国外退去と
強制送還の現状と問題点
(川村理弁護士)
国内裁判獄中アピール
丸岡修/浴田由紀子/吉村和江

主催:帰国者の裁判を考える会
 東京都港区新橋2-8-16 救援センター気付
        03(3519)1301

賛同人:日本赤軍・丸岡修、浴田由紀子、吉村和江
    救援連絡センター・山中幸男

集会と日本赤軍の救援運動へご参加ください

帰国者の裁判を考える会

 この集まりは、レバノンの主権を踏みにじった日本政府とその公安警察に対し、日本赤軍岡本隊の
不当拘束に抗議するものです。同時に、ボリビアでの暴力による西川純さんの不当拘束にも抗議し、
また中東諸国で日本赤軍の救援・支援活動に立ち上がっている人々に熱い連帯の意思を表明するも
のです。
私たちは、1987年の丸岡修さん、88年の泉水博さんの被逮捕を受けて、彼らの救援・裁判支援を
目的とした「帰国者の裁判を考える会」を発足し、この逮捕がいかに不当なものであるかを月刊
「ザ・パスポート」の発行や裁判支援を通して、社会に訴えかけてきました。そこに、95年浴田由紀
子さん、96年に吉村和江さんが国外で身柄拘束され、日本へと強制送還されてきました。
そして、97年2月にはレバノンにおいて日本赤軍のメンバー5名が身柄拘束されました。この拘
束劇は日本の警視庁外事課から出向している在ベイルート日本大使館一等書記官の清全(セイ・マ
コト)がレバノン国家保安局長官アリ・マッキーらを買収工作し、レバノン政府を日本の金と政治
圧力で懐柔させたものでした。身柄の早期引き渡しをもくろんだ企ては、レバノン、中東の人々の
身を挺した反対運動によって跳ね返され、現在も攻防が続いています。
 11月にはレバノン首相ハリーリが来日し、11月4目の日本記者クラブでの会見で「あらゆる可能
性は開かれている。この件(拘束中の日本赤軍メンバーを日本に引き渡すこと)について前向きに
考えていくつもりである」と、第1審判決である3年の実刑の満了を待たずに、身柄を日本に引き渡
す可能性があることを示唆しています。レバノンでは、日本赤軍の釈放と政治難民としてのレバノ
ンヘの滞在を求め、多くの人々の署名運動が展開されていると伝えられています。しかし11月現在、
彼らの上告審を行う決定はまだなされていません。
 そこに、南米ボリビアで11月12日、西川純さんが身柄を拘束されたというニュースが飛び込んで
きました。現在西川さんは日本の警視庁に被拘束中で、完全黙秘の闘いを貫いているところです。
まだ詳細を私たちは把握していませんが、接見に入った弁護士からの報告をこの集まりで受けます。
 相次ぐ日本赤軍への弾圧と私たちが向き合っていくことにより、より広範な支援連動の広がりと、
救援する私たちの内実の充実を求めていきたいと願っています。そのためにも、より一層のご支
援・ご声援をお願いすると同時に、より開かれた救援運動を目指していきたいと考えています。集
会だけで終わりとせずぜひご参加ください。また、極度の財政困難に陥っております。ぜひカンパ
もお寄せください。

◎公判予定
浴田由紀子さん
12月24日、1月21日、2月10日、2月24日、3月10日、3月24日
すべて午後1時半〜東京地裁(霞ヶ関)
吉村和江さん
12月19日判決
午後1時半〜東京地裁
西川純さん
12月初旬に拘留理由開示の予定です。
◎次回以降の定例会予定は「ザ・パスポート」に掲載いたします。
ご注目ください。
◎帰国者の裁判の考える会カンパ振込先
郵便振替00120−2−398834


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