支援運ニュース No.169

息子に会えました! はりきっています!

96.8.26 浴田由紀子

 残暑お見舞申し上げます! まだセミがしっかり鳴いていないのに、もう夏は終わりそうです。仲間達はみんな元気に夏をすごして、秋を迎える準備は整っているだろうか。

8.1息子に再会しました!
 始めは、うれしいニュースです。吉村同志といっしょに5月にペルーで拘束され、吉村同志の強制送還后もペルーに拘束され続けていた息子は、ペルーまで迎えに行って下さった弁護士の大谷先生、救援センターの山中さんにつれられて、7月31日無事日本に帰国出来ました。そして、8月1日には、友人に連れられて面会に来てくれ、○年ぶりにお互いの元気を確認する事が出来ました。彼は予想していた以上に大きくなっていて、2ヶ月間の孤立もはねかえして……ようやく仲間達に合流出来たという安心感と喜びを顔いっぱいに、言葉の端々にみなぎらせて、うれしそうにはりきっていました。
 救出のために心を痛め、走りまわり、様々な形で援助・協力して下さった全ての仲間達に、再会の喜びと心からの「ありがとう!」を伝えます。彼はとっても元気です。今回の経験を力に、「仲間と共に在る事を何よりも大切にして」力強く生きていってくれると確信しています。
 今、息子は、友人の所でいっしょに生活しています。これから国籍の取得手続き、生活の獲得、権力との攻防……等々、仲間達に支えられながら、仲間達と共に闘いとっていかなければなりません。手元においてメンドウを見て下さっている家族の方々もしんどい共同をひき受けて下さいました。出合いと、経験の1つ1つを力にし、力を合わせて人々と共に生き闘い続けたいと思います。どうぞ、ひき続きご支援をお願いします。

同志達の近況
 7月19日、偽造有印公文書行使という口実で不当にも起訴された吉村和江同志は、8月26日に至っても東拘へ移監されず、代用監獄での困難(東拘も困難だが、倍するところの)な日々を強いられています。代用監獄では、思う様に公判準備を進める事も、弁護人に手紙を書く事も読書も出来ません。加えて肉体的にも、東拘に倍する拘禁状態です。(1日たった15分日の当たらないベランダに出すだけ。食事は東拘の1/3〜1/4)
 丸岡同志は、8月6日頃、調子が悪くなって酸素吸入を受けていたのですが、外来の医師の見立てで、諸悪の根元は…心不全ということで、以降、利尿剤、降圧剤等々を含む治療で、いちおう心不全の方は克服した様子です。(全体的な症状も楽になった。)今はまだ、心肥大は続いていて、その治療を中心に進めている様です。
 塀の中の医療が、いかにあぶなっかしい不完全なものであるか、あらためて知らされています。肺炎の予後がここまで悪いのも、この間の治療体制が完全に行われていない結果です。より充実した医療を求め、丸岡同志や、永田さんのような重度で徹底治療の必要な在監者が、獄外統合病院での医療を受けられるように求め続けていく必要があります。誰も塀の中で死なせるわけにはゆきません!

浴田裁判は
 今月は、お休みでした。おかげで仲間達との集団面会が出来ず……「準備をしっかりためこみました。」と言いたいのですが、夏休みはあと1週間!宿題をかかえた小中学生の心境です。
 秋には「超法規」をやります! 今、“超法規の頃”なぞを思い出そうとしているのですが、浴田裁判の要として、しっかりとおさえたいと思います。革命派が、時の政府と交渉して勝ち取った「決定」を勝手にホゴにさせるとは…何を意味するのか?……革命派の存在を否定するのみではなくて、「政府決定」「政府の権限」そのものをも否定し去ってしまう事なのではないかと思うのです。そんな自己矛盾な……!? この国の機構(基盤)そのものを疑わざるをえなくなります。これは、歴史に例のない、新しいタイプの裁判です きっと!古い概念にとらわれない、ユニークな、知恵と力の結集を待っています。楽しく、明るく、大らかに、共に闘い進めましょう!

恥知らずどもは…
 各国からの受け取り拒否の意志表明と、批判が続いているにもかかわらず、日本政府は、8月14日、ついにフィリピンの一部の人々に対して女性基金の「支給」を強行しましたね。
 何が何でもアリバイを作って、批難を逃れたり、国としての責任はとりたくない事をはっきりさせたい。今回の強行はまるで『女性達の立場? 意志?そんなものなあ昔も今もこれっぽっちも考えたこたあありません。これは50余年前も同じです。「天皇の国」とか、1人1人の人間とかの問題なのではなく、「当時の軍」というおそろしい人々のひきおこした問題なのです。あの時も、1人1人の生活者としての女性をではなく、「数」を集めました。今又、1人1人の人間としての女性に対してではなく、とにかく、この世界中からの批難のあらしに、やさしい日本国民の金でケリをつけるのです。昔は「こわい軍人達」でしたが、今は「やさしい国民達」です。一貫して1人1人の人間も「天皇の国」もそこに登場する余地はありません。手紙に署名した私?私橋本は単に時の総理大臣として、抗弁上手の官僚者のお便りにすぎません。ハア、たまたま、本日、総理大臣であったと…』
 新聞によると8月14日までに予定していた金は集まっていなかったのですね。大多数の人々が拒否したからなんとか…なったけど。もしみんなが「これはこれで、日本の国民の気持ちとして受けとっとこか、国との交渉は別個に進めよう」と行ったらどうするつもりだったんでしょうと余計な事を考えてしまいます。その場合はやっぱり“国の事業”なのですから、国庫から出すなり国民の一人である国会議員1人1人が自分達の給料をカンパするなりするつもりだったのでしょうか? この1点を見ても、ずい分いいかげんな話だなあとあらためて腹が立ちます。
 奴らの切りくずしを許さない、内外からの追求をしっかりと闘い続けましょう。共に!
 秋!安保・沖縄・破防法、力を合わせて闘い進めましょう。共に!  再見!


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