ついに来ました。SAI★KAI実現の秋。

裁判官たち

 浴田さんの公判に大道寺将司さん、益永利明さんたちがいよいよ証人として出廷します。
 当初の予定では、裁判をどこで行うか、公開か非公開かについて検察側が10月14日の公判で意見を述べ、次の10月27日に弁護側と浴田さんが意見を述べ、11月11日に裁判所が決定を行うということになっていたのですが、なんと検察側は10月14日に意見を述べることができなかったのです。
 なぜなら、この問題は憲法の根幹にかかわるものであり、確定死刑囚の証人尋問という前例のないケースのため、浴田公判担当の検察官が自分の判断で意見を述べるわけにはいかないのです。しかも東京拘置所での密室裁判にはいかなる正当性もありませんから、法的に論理的に主張を組み立てられないのです。そのために検察側は「上」におうかがいを立てることになったわけです。


  かくいう救援だって、ぜんぜん盛りあがっていないんです。  


 問題の重要性にもかかわらず、やるべきことができていないのは救援の側も同じです。SAI★KAI実現を一大テーマとして広い運動をよびかけ、展開するというアイディアと願望だけがからまわりして、いまだ周辺の人たちの十分な支援さえ受けているとはいいがたい状態です。
 「狼なんか知らないよ!!だれデモンストレーション'95」のときの熱気もさめて、新しい参加者はいつのまにか去り、気がつくと10年前のなかまだけが、10歳ずつトシをとっているだけ。
 しかし、とにかく検察側の意見は近いうちに出てきます。それをうちやぶって、裁判公開の決定を裁判所にださせなければなりません。
 現在、浴田公判のある日、11時30分から東京地裁前でビラまきをしています。わずか数名ですが、裁判官の似顔を入れたユニークなビラは、次から次へ裁判所の中へ持ちこまれています。
 署名も継続中です。ご協力をよろしくお願いします。
 11月11日には、東京・早稲田の日本キリスト教会館で「報告集会」を行います。当日も公判がありますから、最新情報をお伝えできるでしょう。  仮に「非公開」の決定がなされたときはどうするかなど、いろいろなアイデアをもちより、あくまでも裁判公開と再会の、ふたつのSAI★KAIを求めていきましょう。
 裁判所は東拘のいいなりにならずに、しつかり!!

公判日程
●10月27日(火)●11月11日(水)●11月24日(火)●12月9日(水)●12月24日
※11月11日まではいずれも午後1時半より東京地裁刑事5部の法廷ですが、そのあとは、証人出廷との関係で日時・場所に変更の可能性がありますので御注意ください。
また、傍聴券が必要となりました。13時15分までに並びます。

ビラまきに参加を

 上の公判の日の午前11時30分から裁判所合同庁舎の前でやっています。小雨決行です。

SAI★KAIのミーティングにも

 まず11月11日(水)の報告集会にいらっしゃいませんか。そして、あなたもSAI★KAIのなかま。やりたいこと、いろいろあります。でも、人がいないとできない。また人がいないと元気がでません。

署名も続けます

 用紙がありますので、必要な枚数をお知らせください。

ゆきQ赤字転落!

 一ヶ月に二回の公判。弁護士謝礼(三名)、コピー代がたくさんかかるのに、収入は減りつづけています。

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