この国ではおそらく前例のない、死刑確定囚への証人尋問が来る2月10日から始まります。
　強行される密室裁判(傍聴を認めない東京拘置所での死刑確定囚への証人尋問)に私たちはどう臨むのか?
　全国各地の仲間から問い合わせをいただいていましたが、明快な回答ができず、ご心配をかけました。
　私たちとしては、最後まで公開裁判を追求していきます。それ故、密室裁判を前提とした行動の提起がなかなかできませんでした。
　ゆきＱでは1月20日にミーティングをもち、以下のように取り組むことを決めました。ぜひとも多くの仲間たちに参加してもらいたく、以下呼びかけます。
　2月10日(水)・午前9時20分小菅駅前集合/9時30分から.東拘に対し、一般傍聴を認めるよう要請行動。(→以下これが認められない場合)午前中、面会所前にて、抗議のビラまき情宣活動。
　正午、昼休みを利用して、午前中の公判の様子を弁護団から聞く。(東拘は、検察官はいいが、裁判官・弁護人は施設外で昼食をとってくれと言っているそうです。密室裁判をやるなら「万難を排して協力する」と言ってたんじゃないの?昼飯くらい用意してやれよ!つーの)
　その後、霞ヶ関に向かい、多分午後2時半前後から、地裁前で、しつこく抗議の情宣をやります。
　夜7時からは、早稲田奉仕園（２階５２０５室・下記地図参照）での報告集会を予定しています。
　この日は、大道寺将司さんが検察官からの質問に答える予定です。被告の浴田さんとは20年ぶりの再会が果たされます。そして、大道寺さんへの証人尋問は数回に渡り続けられ、その後には益永利明さんの登場です。今からでも遅くない!　死刑確定囚への証人尋問を公開の法廷で行なえ!　と私たちは最後まで要求しつづけます。それが認められる日には、私たちもまた、彼らと法廷で再会することができるのです。SAI★KAI作戦はとうとう本番です。ひきつづき多くの仲間たちが注目し、当日の行動に出来る限り参加してくださるよう訴えます。
※２月１０日夜の報告集会の会場を、当初、日本キリスト教会館とお知らせしてきましたが、隣りの早稲田奉仕園に変更となりましたので御注意ください。早稲田奉仕園は日本キリスト教会館の隣にあります。