傍聴券配布が予想されます。早めにお出かけください。
この日は午前中で終了予定です。
公判終了後、弁護士会館で報告と意見交換の集いを持ちます。
控訴審では新たな証人が認められることも少ないのが通常なので、短期決戦が
予想されます。絶対、無期(=事実上の終身刑)を許さず、一日も早い浴田さん
の社会復帰を求めていかねばなりません。
上記のとおり集会を開催しますので、ぜひ、ご参加をお待ちします。集いで
は、弁護団による報告・解説や「社会人1年生」の宇賀神寿一さんからの発言を
受けるほか、平沢剛さん、矢部史朗さんをお招きしました。
浴田さんたちが社会と時代を憂い闘いに立ち上がったのは彼女たちが20代のと
きのことでした。それから約30年の歳月を経て、今、どのような運動が求められ
ているのか。若い世代の発言を受けながら、ともに考えたいと思います。
【矢部史郎 やぶ・しろう】
野宿労働者支援運動および銭湯利用者協議会を経て、現在、Anti-Caplitalist
Actionに参加すると同時に「現代思想」、「情況」、「図書新聞」などで執筆活
動を行う。山の手緑との共著に『無産大衆神髄』(2000年、河出書房新社)がある。
【平沢剛 ひらさわ・ごう】
1960年代のアンダーグラウンド、極左、革命映画を中心に、研究・批評、書籍の
編集、映画祭の企画などを行う。編者として『アンダーグラウンド・フィルム・
アーカイブス』(2001年)、『文藝別冊 ゴダール』(02年)、聞き手として足
立正生『映画/革命』(03年、すべて河出書房新社)、共編として『ライナー・
ヴェルナー・ファスビンダー』(近刊、現代思潮新社)、上映企画として『足立
正生全映画上映会』(00年、東京)、などがある。