支援連ニュース No.177

吉村和江さんからのたより


(前略)・昨日の丸岡の判決は、予期した如く。物証なしで有罪をするなんて、中世の宗教裁判並で、年代モンです。今後、丸岡が上告し、それから再審請求しと、したたかに闘い抜くことであろう事を確信しています。何しろ、天国へ行って還ってきた男なんて、半端じゃないです。これからが大いに楽しみです。
・私、かれこれ二ヵ月間で計六回の所長面接願をだして、処遇の不当を訴え、改善を要求してきたけど、東拘のボキャブラリーは、含蓄に富むというか、よくわからないというか? 一言「うるさい、黙りおろう!」と言えばすむのに、「現状を変更しない」「回答の限りにあらず」「聞きおく」「前回の通り」とか言うので、私も「よきに計らえ」だわ!
・皆さん、「報道の人権侵害と闘う本」(三一書房750円)を読んで、マスコミの人権侵害と闘いましょう!
我が国では裁判ですら物証なしでも有罪にできるお国柄、マスコミが書き放題なのはなるほどね。でも、許しちゃおきません。政治犯の人権、政治的権利を守らないと。黙って放置しておくと、エスカレートする一方なんですから、毎回目を光らせて、毎回けじめをつけて頂かないと。
 本人訴訟で十分やれそうよ。頑張ってマスコミの横暴をコントロールしようね。人権とは、自分で守らない限り、実現できないものなり。
 私自身としては、「諸君」3月号の記事に抗議申しこみ中。政治犯だから、何書いても許されるという流れに竿さしてます。起訴猶予になった「ハーグ事件」のメンバーだと言われたり、起訴状にもない罪まで着せられてます、私。そんなのなし! 許しませんというので、本来は大変平和的でのほほんとしている人間ですが、このままではすまさない覚悟を決めています。
・「やっぱり、日米安保は我が国に百害あって一理なし。」橋本君、クリントン君に、そう言ってやつたら? 海兵隊の事を出す出さないじゃなくてね。「もう、要りません」って。それとも、香港なみに99年位にはやりたい?
では又。共に!(後略)
              吉村和江


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