大道寺将司君の今日このごろ

支援運ニュース No.174


★遅れ馳せになりましたが、旧年中はありがとうござい
ました。本年も共に闘っていきましょう。
 前回休んだのは、172号が交付されたのが1月8日だっ
たので版下作業に間に合わないと思ったこと、そして、
正月早々風邪をひいてしまい、“鬼の霍乱か”などと言
われながら5日間寝ていたからです。
 今年の風邪は悪質です。横臥をやめてからも微熱がと
れず、2週間以上もグッタリしていました。各地で100人
以上も死んでいるとか。反日支援も高齢化が進んでいま
すから(!)、くれぐれもみなさんお気をつけ下さい。
★'96年12月20日の三人に対する死刑執行弾劾!
 処刑された平田光成さん、今井義人さんとは5年ほど
同じフロアにいて顔馴染みでしたし、ぼくが確定するま
では文通もしていました。彼らは天皇ヒロヒト病没によ
る恩赦を期待して上告を取り下げ、隣の2階に移されま
したが、今井さんとはその後一度だけ会いました。その
際、“やあ、元気?”と声を掛けられ意外に思いました。
というのは、それまでぼくの方で会釈してもよそよそし
かったからです。麦の会への参加を呼びかけた時も素気
のない拒否回答が送られてきましたから、一切の運動と
距離を置こうとしているのかと思っていました。彼の変
化は、同じ死刑囚への親近感によるものだったのか?
平田さんは新人の看守にも頭を下げるような人でした。
身体が大きく、エネルギッシュで、1枚のハガキの返事
に便箋10数枚も送られてきたものです。
 それにしても、大臣就任1ヶ月余りで執行印を押した
松浦は許し難い。政府・法務省は半年毎に複数人を処刑
し続けて死刑を存続させ、死刑廃止運動の意気阻喪を狙
っています。であればこそ、より一層意気軒昂に死刑廃
止の実現を求めていかなくてはなりません。
★MRTAによる日本大使公邸占拠闘争を支持しよう!
 今回のMRTAの闘いは、日本政府、そして、三井物
産や三菱商事などの日本企業が、ペルーの軍や警察の幹
部と癒着し、如何に濃厚にペルーに侵入しているのかと
いう事を満天下に示しました。従って、ぼくたちに問わ
れていることは、この闘いを遠方の出来事として傍観す
るのではなく、主体的に連帯することです。
★『〈異世界・同時代〉乱反射』(太田昌国著:現代企
画室)のチアパス大陸間会議の報告は面白い。あのダグ
ラス・ブラボとウーゴ・ブランコも参加していたのだ!
★二人のママを持つT君は性格がいいみたいだね。一度
会ってみたいものだ。
               '97・1・29 大道寺拝

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