大道寺将司くんの今日このごろ

支援連ニュース No.207


★ゆきちゃんと利明君の再会は和気藹藹としたものだっ
た由。事前の弁護人の話などから、緊張した再会になる
かもしれないと懸念していたのですが、よかった。
 同じ東拘の“住民”なのに、彼とは久しく会っていま
せん。ですからどんな様子なのかと思ってきましたが、
彼女の報告で感じがつかめました。“かなり痩せた”と
いうのは気掛りです。ぼくが最後に会った時もシャバの
頃よりは細くなっていたけれど。刑務所太りということ
はあるようですが、東拘の食事では考えにくいから、年
相応の痩せ方かな? そうならいいけど。
 それから、声は以前からハスキーでしたが、「すっか
り枯れてしまって、肺を半分とった人みたい」というの
ですから、さらに一段と声帯が弱ったということなんで
しょう。確定すると本当に話す機会が少なくなるから。
毎日革命歌でも歌ったらいいんじゃないかな。
 でも、彼女にバチッとウインクを飛ばすなんて余裕で
す。昔取った杵柄というやつかな?!
 ゆきちゃんの「言葉なんかいらない。私達は同志なん
だよ!」に共感します。彼女はかつての自供について、
ぼくたちの「組織思想、同志関係が生み出した」ものと
総括しています。確かにそうだと思いますが、でもそん
なぼくたちが21年間の空白を経ても、考え方が違ってい
ても、同志関係を確認できる。一枚岩の思想でも組織で
もなく、未熟だったけれども、個々人の主体的な意思と
責任で反日武装闘争に参画したが故に、ぼくたちは今も
立場や主張の違いを超えて同志的なつながりを持ち得る
のではないでしょうか。
 利明君の証言は検察側が終了し、来月からは弁護側で
すね。彼女の直接尋問で、さらに信頼関係が築き上げら
れるよう念じています。
★集団脱獄の後、窓の鉄格子が木槌で叩かれています。
建てられて間もなく、鉄格子も新しいこの舎棟でも週に
二回はガンガンとやられます。言ってみれば、山陽新幹
線のトンネル内で行なわれている打音検査みたいなもの
か。それにしても、タンカーから重油が流失したといっ
ては柄杓で油を汲み、ウランを運ぶのにバケツを使い、
長大なトンネルを手で叩いて検査する。ニッポニズムと
称されるものの底の浅さ、脆弱性を示しています。この
国は根本的におかしい。
★10月2日。東拘当局はデモが解散するまでラジオを大
音量で流し続けました。そのためシュプレヒコールは聞
こえませんでしたが、参加者の心意気は届きました。
              '99・10・27 大道寺将司


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