大道寺将司くんの今日このごろ
支援連ニュース No.228
★中国と韓国の神経を逆撫でする扶桑社の歴史教科書問
題、集団的自衛権、そして、靖国神社参拝など、小泉は
復古的であるとともに米国の傀儡である姿を鮮明にしつ
つあります。なぜなら、米国は、アジア諸国が円を機軸
通貨として、EUのような地域経済圏を形成し、米国か
ら自立してドル離れすることを警戒してきました。そし
て、小泉の言動は、アジア諸国間に政治的、経済的な不
信感を植えつけ、対立させ、結局はドルに依存せざるを
得なくさせるという、まさに米国の意を体したものだか
らです。小泉、田中の言う“日米安保体制こそ日本の繁
栄の基盤”も、小泉内閣が米国に従属し、米国の世界戦
略の補完物であることを自認したものに他なりません。
反日派としては鋒が鈍るけれども、事実は事実として押
えなくてはなりません。小泉の呼号する“改革”も国際
資本、とりわけ米国資本の要請に沿うものです。憂国の
士の振りをした裏切り者の例は枚挙にいとまがありませ
ん。小泉、田中のタレント性が抜群なのは頷けますが、
そろそろ迷妄から覚めるべきでしょう。
★利明君から拙句に辛口の意見を頂戴しまいた。『友へ』
は思いがけなく、多くの論者、メディアに取り上げられ
ました。そして、評はおしなべて好意的なものでした。
でも、ぼくはそれらを鵜呑みにはできないと自戒してい
ます。獄中27年の死刑囚の句の前に立ち竦んだ論者もい
るでしょうし、またそれ故に、武士の情的な評になった
であろうと推測するからです。でも利明君は同じ立場で
すから、辛辣な評がなされるであろうと覚悟していまし
た。『友へ』には「キタコブシ」に載っていない句が半
分程度含まれています(削ったものもあります)。です
から利明君の印象は多少変るかもしれませんが、如何と
もし難い程に感性の開きがあるのでもっと厳しい評にな
るかもしれないですね。
ところで、ぼくは、旧日本赤軍に参加している狼の同
志たちに帰国するなと呼び掛けた際、彼らには獄中のぼ
くらのできないことをしてもらいたいと記しました。そ
の“できないこと”を武闘のことだと誤解されたのでは
ないでしょうか? ぼくの言わんとしたことは、逃亡の
身では“自由な生活”にはなりようがないでしょうが、
少しでもまともに生きてほしいということです。ぼくは、
数年前、「ザ・パスポート」に佐々木君が実名で寄稿し
たことでも確認しましたが、彼らが武闘をやることはな
いだろうと考えてきました(日本赤軍解散で最終的に確
認)。そういう次第ですから、彼らに武闘を提起したの
ではありません。 2001・7・29 大道寺将司