大道寺将司くんの今日このごろ

支援連ニュース No.234


★9・11「テロ」非難について。
 一〇代の終り頃、仲間たちと集ると、「されど、誰一
人、握りしめたる拳に卓をたたきて、『V NAROD
!』と叫び出づる者なし。……我は知る、テロリストの
かなしき、かなしき心を」と啄木の「はてしなき議論の
後」を暗誦し合ったことがあります。当時のぼくたちに
とって、テロとは否定されるものではまるでなく、踏襲
されるべきものとしてありました。啄木の言うテロリス
トは、ロシアの専制支配体制ツァーリズムを打倒せんと
したナロードニキの人たちですが、虎の門で摂政ヒロヒ
トを狙撃した難波大助、桜田門外で天皇の行列に爆弾を
投げつけた李奉昌、そして、ハルピン駅頭で伊藤博文を
射殺した安重根などをぼくたちは支持し、彼らの決起か
ら学ぼうとしました。つまり、テロリストとは革命家の
謂に他ならなかったのです。
 しかし、特に9・11以降、テロとは否定、非難される
ものでしかなくなりました。そして、権力やマスメディ
アが非難するだけではなく、革命を標榜していた人たち
のように反権力、反体制の側にある人たちまでが一緒に
なってテロを非難する有様です。ひとたびテロの烙印を
押されたら一切の弁明も反論も許されないという反テロ
ファッショの感さえあります。
 権力と同じ側に立ち、テロ非難の合唱に加わるのは安
易すぎます。9・11批判は、権力やマスメディアに同調
せず、彼らのテロ非難とは一線を画するものとして行わ
れるべきでしょう。
★無期求刑弾劾!
 ゆきちゃんへの論告求刑は、はじめに無期ありきです。
検察側は公判過程を無視し、時間の経過、状況の変化、
旧赤の解散、彼女の謝罪表明などを考慮せずに無期を求
刑したわけで厳しく批判しなくてはなりません。彼女に
は、最終弁論で、検察側の粗雑且つ強引な論理構造を完
膚なきまでに批判し抜いてほしいと念じています。
★昨年一二月二七日の死刑執行弾劾!
 暮れも押し詰って処刑された朝倉さんと長谷川さんは
新年を迎えられると思っていたことでしょう。朝倉さん
は何度も見かけたし、長谷川さんとは交流もしていただ
けにくやしい。法相・法務省は実績を残すためだけの理
由で死刑執行したのであり、怒りを禁じ得ません。
★新年早々三週間も風邪が治らず、おまけに腰痛で三日
間臥せっていました。その教訓です。元気な人は油断せ
ず、不調な人は焦らず、落ち込まぬように。
              2002・1・29大道寺将司

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