確定死刑囚処遇が一部変更


 先ほど届いた大道寺将司くんからの手紙を引用します。
『一部、処遇に変更がありました。月に2回(以内)映画のビデオを見ることができ、
通常購入できないレモン・りんご・のり巻きせんべいなどの食料品が購入できるという
もの。死刑囚の集団処遇をやめるかわりに一律に同じ処遇をするという説明です。多分
、処遇に差別があるという批判をかわすためなのでしょう。だから、東拘だけのことで
はなく、全国一律なのかもしれません。穿った見方をすれば、MRTAの日本大使公邸
占拠闘争でペルーの獄中者がいかにひどい状況に置かれているかが世界中に明らかにさ
れたので、日本の死刑囚が置かれている状況のひどさに批判が飛び火してはかなわんと
いうことでの変更なのかも。しかし、購入できる食料品が増えても、ぼくのように現金
の差入れがあるものはいいけど、差入れがない人はどうにもならない。集団処遇の時に
は、当局が菓子などを出していたのだから、せこいことをしないで、みんなに無料で配
ればいいじゃないか。そうなら「改善」と言えるのだろうけど。』
 同じような処遇の変更は、同じ東拘の別の確定死刑囚にも言い渡されたようです。そ
の人の家族からの話では、7人の確定死刑囚が、陽当たりの悪い1階から、2階へ転房
になったそうです。


家族から以上のようなメールが届きました。

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