支援運ニュース No.182

ちょっと間貸し、 やなくて 間借り やった  97.9.30
丸岡修
   (いつもぶっつけ本番・下書きなしでかいているものだから、ついに表題まで書きまちごうた!)

P.S『創』11月号に私の文があると思います。「レバノン・赤軍裁判と日本政府によるNGO弾圧」ご一見願う!
1.吉村公判に丸岡出廷か!
 10/29(水)13:30〜東京地裁、吉村公判に「情状」証人として私が採用される可能性があります。私の上告審は来秋には門前払い的に「上告棄却」される状況なので、私が霞ヶ関に出るのは、この吉村公判と浴田公判に証人として出廷する以外になし。皆さん、会いに来て下さい。尚、証人として採用されない可能性もあり、事前に救援連絡センターかゆきQ(支援連気付)にご確認を!
 吉村公判の状況、性格については本人が書くべきなので略。
2.レバノン裁判
 10月に控訴審が始まります。判決は12月までにある模様。注目を!
3.『変節の人』矢崎泰久氏著 飛鳥新社 1300円(青島幸夫に都知事辞任をすすめる)
               ↑元『話の特集』編集長  この本をすすめます。
 本誌181号に、利明氏が都知事選における私の青島支持に疑問を示したはるので一言。
●一昨年の都知事選は自民党など相乗りの官僚候補石原信雄(こんな名だったか)が当選確実視され、対抗馬は保守系無所属か日本共産党の候補しかいなかった。そこに青島幸夫が参議員を辞めて参戦した。当初、私は、落選確実でも、もちろん共産党候補支持。いざ選挙戦が始まり、中盤に来てのマスコミの選挙情勢調査では、青島が石原を凌ぐ勢いであった。青島は生来の無責任男・パフォーマンス政治家ではあるが、各党相乗りの官僚(しかも中央官僚トップだった奴)石原を落とせる相手は青島しかいない。そのような状況の時、落選が確実な共産党候補に投票するよりは、石原を倒す可能性がある青島に投票するのが「よりましな(ベター)」選択と言えよう。多くの進歩的市民や中核派にいたるまで青島支持に転じたのは当然と言えよう。「青島支持には首をかしげ」られようが、石原を当選させる訳にはいかなかった。反保守風土の大阪(常に自民党の得票率は30%に満たない。東京とは違うところ)でも、各党相乗りの中央官僚候補に対して人々はノーを叩きつけ、あえて横山ノックを選んだ。人々が中央官僚を知事に据えようとする政治に対して、人々が嫌悪感を示すのは日本の民主主義の成長を示すものであり、人民の自治確立への一歩と言えよう(問題はそれを体現できる政治勢力がいないこと!)。永六輔も似たようなこと書いてはった。
●青島は初めは、公約通り人々の投票意志を尊重して都市博中止を実行したが、その後は、信用組合救済資金援助、臨海副都心開発、新宿動く歩道施設強行(ホームレス叩き出し)などと都官僚に従った。青島は元々そういう人物なのだが、青島当選後に彼を支えつつ監視する市民による政治勢力を作り出せなかったことも原因している(私は当選直後に言っている)。しかし、それでも石原当選阻止には青島投票はベターな選択だった。
●今はすっかり「変節者=青島」だ。批判しつつも最後は支持した矢崎氏が青島の変節者としての本性(革新自由連合を裏切った経過など)を書き(永六輔、中山千夏、大橋巨泉各氏らも本書で述べている)、青島に辞任勧告。私も辞任要求派です。 以上


Maruoka HOME
inserted by FC2 system