支援運ニュース No.185

・版下作成日にこれを書いてて…。『支ニュース』発行遅れの原因つくる人(元凶だったりして…)。カンニン!
―ちょっと間借り― 春闘!  98.1.7 
           ついに病舎で3回目の冬に。 丸岡 修

 ここでは、コーヒーを買えない。タバコはシャバでもなくなればいいが、コーヒーは飲みたい!
 12.28 寿ちゃん、誕生日おめでとう! 1昨年の意識不明半月間後、男の誕生日は忘れたので、1日ぐらいまちがっているかも(笑)。

1.少しうれしい誤算(よっちへ!タバコはやめましょう!)
 吉村裁判の判決(12.19)は、全くの予想外でした。最悪求刑通り、良くて1年6月の懲役と思ってたのに、量刑は求刑通りの2年6月とされたものの、まさかの執行猶予付(4年)釈放。有罪認定が検察側主張通りというのが腹立つが、日本の裁判所が違法な逮捕手続等で無罪にできるはずがなく、執行猶予付判決というのは日本の裁判所が行使できるぎりぎりの良心でしょう。「あの糞裁判長め!」と私はこき降ろした文章を書きましたが、少し訂正。
 @「有罪」とされたのは敗北、A執行猶予にさせたのは勝利、Bここまでの被告本人、弁護団、救援、応援団の闘いの成果。以上の三点を確認しよう! (それにしてもや、私への第一報が新聞、第二報が遠く離れた地の友人たち、本人と帰国者の裁判を考える会からは72時間後というのは、良うないぞ!)

2.西川純同志
 12月9日に「ダッカ・ハイジャック」で起訴され(完全黙秘)、予想された「偽造有印私文書行使」での再逮捕はなし。従って、彼の裁判は75年にやられた74年ハーグ闘争(フランス大使館占拠)での「逮捕監禁・殺人未遂」と偽造日本旅券使用の「偽造有印私・公文書行使(私の記憶ちがいもある)での起訴での裁判になります。初公判は、早ければ今夏、遅くても今秋になります。彼の冒頭意見陳述をお楽しみに。(意味深……) 私は接見等禁止を3年8ヵ月もやられましたが、彼の場合は1年半ぐらいかと思います。
 新聞などでは、西川同志が75年の際は「自供した」として、「赤軍の実情が分かる。ダッカの残りの犯人が分かる」などと書いてましたが、全くふざけやがって。(第一、彼に「犯人」分かる訳ない)
 今回なぜか、私にまで東京地検の取調べがありました。(11.25於東拘取調室)。回答拒否。検事は超ていねい、超低姿勢。「黙秘することができますが、黙秘さますか」「やはり、されますか」……。

3.本の紹介(タダでもらったから紹介するのではありませんよ。いやホント)
@『死刑確定中』私が説明するまでもないので別の方角から。何と300頁以上もあるのに1900円!
左翼の本でこの価格は安い! 出版社が「売れる」と見込んだ証拠です。
A『新からだノート』中山千夏 文春ネスコ日本映像出版 昔ベストセラーだった『からだノート』の改訂版。男の立場からの女体解説を排し、女の立場から女のための女による名著。
B『一語の辞典・おんな』中山千夏 三省堂 れっきとした(辞書の三省堂の)一語辞典シリーズ。男にも女関係の字の意味が理解できるよう易しく解説されています。それにしても差別字の多さよ。
(ごめん。@とAの定価を控え忘れ。確かAは1000円(+200?)、Bは800円ぐらいです。)

4.イスラム復興運動
 「ルクソール事件」(前号)についての続きを書こうと思いましたが、時間なし頁なし。『ザ・パスポート』に書きます。
(前号のラスト数行。朝日新聞特派員の解説に同趣旨有り。冷静な記者氏もいるのだ。レバノン・赤軍拘束事件ではひどい解説だったが。)


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