支援連ニュース No.201

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a.浴田ゆきこ同志:「根は素直だが、いつも事件をおこすおてんば娘」

 猪突猛進的欠点はあるけど、それは積極的行動力の裏返しでもあります。情熱的&感傷的。図太そうだけど、実は神経は弱い。
 以外なのは服を縫える(ミシン)こと(私なんかよりうまい)、料理もよく知ってたりする。ある日、私が当番の時に十数年振りで茶碗蒸しを作ろうとしたが、ダシと卵の割合を忘れたので、ゆきちゃんに聞いたら即答。見直した。彼女と同じ「兵舎」での生活がなくで私が知らなかった一面であった。でも、助けたことも(笑)。ある日彼女が当番でカレーを作っていた。私が台所をのぞくと、「丸ちゃん、ちょっと味みて。あいつら(同志たち)、私の味がおかしいと言う」。「あいつらの舌はマギー(ヴィヨン)か味の素を放り込んどいたら大丈夫。少し塩も足して」と「指南」。「おっ、今日はうまいやんけ」と言いたい放題の奴らを横に、二人で目配せしたのであった。(うちのもんは皆、口は悪い)
 ゆきちゃんは口は悪いけど(彼女の口にかかると将司さんも私もジイさん)、気は優しい。
 ある日、某国某市で会うことに。定住の彼女に巡回の私。何と待ち合わせの公園に弁当を持ってきてくれた。私は和食党ではなくアラブ食党だが、久々のオニギリと煮しめ、卵焼き。うまかった。他にも色々気を遣ってくれたりして、恐縮した私。こういう面だけでなく、活動面でも色んな所に気のつく同志である。地下活動で現地の人々の中にすぐ溶け込む。拘束されたルーマニアでも居住期間短くても、「えっ、あの人が」と驚き悲しんだ現地の人々は少なくないと思う。
 今でも懐かしく思い出すのは、彼女が「本部」にいた頃、遠くで活動する私用に、いつも『週間ポスト』に連載されていた「男の料理」の切抜きまで集めて送ってくれたこと。きっと「そんなのいらない」と他の同志たちに言われながらも切抜いていたんやろうなぁ。私が「本部」に在中に痔で七転八倒していた時にも、寝具を用意してくれたり、湯を沸かしてくれたり(他の同志たちには冷たかったのだ。笑)。そんな彼女も皆の前では照れくさいのか、伴侶同志つまりTの父に対しては冷たかった(笑)。

b.大道寺あやこ同志:「大人っぽいけど、天然ボケの名人」

 器用な同志で彼女もよく気のつく細やかな人。そして天然ボケの名人(おもしろい話が一杯あるけど、書くと彼女が鼻炎になるのでやめとく)。
 あやちゃんは、神経細かそうだけど、実は図太い。気は弱そうで、実は強い。
               ―→次号へ続く


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