支援連ニュース No.204

ちょっと間借り 「1999の月、恐怖の自自公が...」
                             1999ナガサキデー 丸岡修

残暑お見舞い申し上げます!
 暑いけど、やっぱり夏はいいっ!の私。
 先月は投稿できず、失礼しました。丁度、国賠訴訟の陳述書作成が遅れていて、当誌と二者択一になってしまい、長いのと裁判所は〆切りに問答無用なので泣く泣く休ませてもらいまし
た。支援連の皆にご迷惑をかけすんまへん。
 国賠訴訟代理人の新鋭女性弁護士さんも恐かったし(笑。私は女性に弱いのだ。日本赤軍では女共にいじめられてたから)。体調が普通ならこんなことにはならないのですが、平にご容赦!(あっ、元気に療養中なので、ご心配なく)

病舎の丸ちゃん

1.くたばれ!自自公!
 「ノストラダムスの大予言」なる大ボラは有り得べくもないが、その代わりに日本では「恐怖の自自公」が登場。真夏の極寒。
 8月9日、長崎原爆の日に「日の丸・君が代」法が成立し、参院法務委員会では盗聴法などの組織的犯罪対策三法案が強行採決されました。とんだ厄日。広島、長崎の犠牲者もこれでは浮かばれません。3千万以上のアジア人民犠牲者は尚更。
 組対法成立によって公安当局の盗聴が合法化されただけでなく、拡大解釈されれば、労働争議でさえ、労働者側の弁護士まで「罪」にかけられかねません。正当な弁護料報酬さえ、労組が「集団監禁」などで弾圧されると……。盗聴にしても対象や期間が拡大解釈され、公安当局の求めるままに無審査で裁判所が承認することは明らか。
 自自公連立協議で衆院比例区定数制限をめぐってもめてはいますが、自党に有利になる条件を自民党から引っ張り出すための条件争い。猿芝居の延長に過ぎない。「独自性」のパフォーマンス。あほらしい。
 それにしても、ファシストかぶれの石原を都知事にしたり、「凡人」小渕の首相支持率が高くなったり、何とまぁ、情無い人々の多いことか。早う「臣民」を卒業して「市民」にならんかい。そういった人々の意識を変えるべく努力するしかないか。自自公は一日も早く少数派に追い込みましょう!

2.浴田非公開裁判
 将司氏の証人出廷、お疲れ様でした。前号で将司氏は、浴田に「湿っぽくならず、クールに決めてほしい」と表現を抑えていますが、私が代わってゆきちゃんにはっきり言うときます。感情のままに流されるな、と。私の裁判に彼女が出廷してくれた時、私が弁護人通して伝えてもらったのは、「法廷で泣くな!」でした(笑)。検事と判事の前で冷静さを失って感情を出すべきではないでしょう。以上、パトスのゆきちゃんへ。もっとも、吉村裁判での浴田と吉村の涙があって吉村に執行猶予がついたとも言えるけど(私が証言していれば、多分つかなかった)。 /ほなまた。


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