シャコのリハビリ日記(その43)

7月に入ってから、救援連絡センターの事務局員となった。今のところ見習いみたいなものだろうか。これまで救援されてきた立場から、(一応)救援する側に移ったわけだ。自分で云うのもなんだが、この頼りない私がどこまでやれるのか、心許ないが、頑張ります。新橋まで、茨城からだと2時間ぐらいかかる。都会に出て来るのは、ホントのところ好きではない。いつ来ても都会は、冷たく、殺伐としているから嫌いなのだ。それに地震が怖い。だから、私は東京へ出る時には、方位計と懐中電灯を持っていくことにしているのである。もしもの時には、オシッコを飲むから飲料水は持つ必要がない。これで万全である。(ホントかなぁ?)
 左翼、反体制運動が現在低迷していることを反映しているためか、その関係のセンターへの救援依頼も減少してきている。私がセンターにいる時でも、あまりかかってきてない。先日は、携帯持って運転していて、警官に切符を切られそうになったドライバーが電話をかけてきた。昔のような、デモで不当逮捕されたなどのような電話はあまりなくなったようだ。今後、センターの活動内容も、そうした情況に合わせて変化していかざるえないだろう。変化していくセンターの動きに置いて行かれないようにしなければ、と思う。今後のセンターの活動内容によっては、仕事も増え、忙しくなっていくのではないかと思う。しかし、グータラ人間の私としては‥‥、個人的には忙しくなるのは、困るのだが‥‥。
 携帯HPをつくってみました。「http://k.excite.co.jp/hp/u/gaurunjin」
 救援連絡センターは、支援連の連絡先になっているし、私が居れば都合がいいかな。何か用があれば、お電話下さい。午後3時か4時までなら私がセンターに居る確率が高い。
 7月29日(日)は、参議員選挙の投票日だ。私は、すでに期日前投票をしてきていた。今回の選挙に対する人々の姿勢はこれまでよりかなり積極的だ。私が行った期日前投票所には列がつくられていた。今回は、少しは期待できるかもしれない。どうにかなるさ、とか、誰がやっても同じさ、といった姿勢では社会も生活もドンドン悪くなっていくだけだということが多くの人々にも少し分ってきたのかもしれない。ちょっと遅すぎるけれど、まあ、いいか。(br)  今回の選挙では、「9条ネット」に知人が係わっていたので、少しお手伝いをしてきた。新橋駅前で選挙戦第一声をするからということで場所取りの手伝いもした。初めての経験だった。7月12日が公示日なので、前日の夜からクルマの中でウツラウツラしながら夜を明かした。夜から朝にかけて変わりゆく新橋駅前の風俗を見て、お勉強しました。
 それから、選挙カーを運転してくれないか?という話も来た。一、二回程度ならいいだろう、と思ったのでOK!したのだが、結局運転する機会は来なかった。かえって良かったかもしれない。田舎道ならともかく、東京の街で運転するのは大変そうだものね。選挙事務所では、はがきに宛先シールを貼る仕事も少しやってみた。また静岡まで出かけて、街宣車の周りでのビラ撒きも経験した。ビラの受け取りは悪かったなぁ。若い人たちの非政治性なのには、少々ガックリしたな。もう少し考えて生きてや!ってなカンジ。ま、いいや。そのうち分るだろうさ。いろいろな領域で、ナントカなるではいかなくなりつつあるのだ。人間存在の前提条件である自然環境ひとつとっても危機が迫ってきているのだから。
 街頭での情宣活動での反応はイマイチだったようだが、団地、住宅地で反応がすこぶる良かったそうだ。そう。選挙で風向きを少しでも変えていきたいものだ。これを書いている時は、まだ開票結果が出てきていないので分らないが、なんとかアベを放逐できたらいいのだが。
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