［差入れ］[5/13]現金3,000円、『タクシードライバー狂繰曲』〈平山まゆみ〉　現金1,500円〈水田ふう〉　現金1,500円〈向井孝〉　湯浅欽史さんの定年退官祝賀パーティー〈永井迅〉　死刑確定中、いのちの絵画展、憲法を守ろう東京拘置所、キタコブシVOL74〈キタコブシ〉　人民新聞4/25号〈日角八十治〉　[5/20]草の根通信306号、26の瞳プラス60のひとみNo.41、わたげNo.30、『検証オウム報道』〈平山まゆみ〉　人民新聞5/5号〈日角八十治〉　ザ・パスポート71〈帰国者の裁判を考える会〉　模索舎月報５月〈模索舎〉　監獄人権センター通信No.18、アムネスティレポートから見た刑事施設〈ＣＰＲ〉　[5/22]風25号〈水田ふう・向井孝〉　救援349号〈ＱＲＣ〉以上。
　いつも差入れどうもありがとう！　5/13差入れ告知分まで落手。
　「支援連ニュースNo.188」はやっと落手。ひっかかっていた抹消箇所は15頁の上段の「が「最も深刻な結実」に表現は戻っています。」から（Ｋ）までの間の17行が全抹消。こう丁寧に墨を塗られるとホントわからんなー。芳正は、喘息の発作でシンドイ状況だったんだと初めて知った。今流行っている風邪は、かなり悪性のようなので気をつけた方がいい。私なども４月にひいたのがやっと最近になって治ったほど、とにかくしつこく咳が出るのでたまらんやつだった。長湯はしない方がいいかもね。短い時間だと、どうしても熱めの湯で早く温まろうとするので、ボーッとしやすくなるのではないかな。私は正月休みなどずっと居室にいる時に入る風呂で長湯しすぎると、ボーッとすることがあるものな。浴田裁判、秋頃は燃えてくるか。燃える秋、なーんちゃって！
「シャコ通信No.6」もやっと落手。こちらの抹消箇所は６頁のダレかさんの文章が全抹消。
　湯浅さんが都立大教授を退官とのこと、おめでとうございます！　というべきかな。これからは更に自由にやれるだろう。5・30というのはまことにいい日を選んだこと、楽しくやることだろう。
「死刑と人権101号」にも抹消箇所があった。26頁の下段13行目〜14行目のところ。自殺の件だろう。
　3/22集会は、様子を読む限り、かなりおもしろそうだったようでよかった。大坂のらしさってところだろうか。東京ではそうはいかないものな、やっぱり。
★5/13　定期（年１回）胸部レントゲン検査を受けた。溶接作業に従事する人はもう少しきっちりとしたレントゲン検査をするみたいだ。ガスを吸う為だからかな。放射線被爆を気にしながら今回もまた受けてしまった。この日岐阜市役所へ住民異動届と転出証明書に準ずる証明書を送付して、住民登録の手続をすませた。これでやっと私も岐阜市民となった。
　5/14　福島武司弁護士へ領置品規制の人権申立の為の補足的にことを便箋に書いて発信。認書でもあったので、下書きも必要なく手間がかからなくて助かった。あまり時間もなかったので必要最小限のことしか書かなかったが、しょうがなかんべ。
　5/15　工場用えり無し長袖シャツ・袴下引上げ。5/18　舎房用えり無し長袖シャツ、ステテコ引上げ。
　5/16　9:00〜10:00　川柳クラブに出席。どうしてか川柳クラブの人員が増えないな。俳句クラブはわりと多いみたいだが。川柳は軽く見られてるのかしらん。けっこうおもしろいのにな。　10:30〜11:30宗教教誨（禅宗）に出席。なんと人数が多くなり20名だったのが27名に。ちょっと息苦しいカンジがしてきたので、次回から、しばらく欠席しようかと思う。あまり人が多いところってのはドウモ。　13:20〜14:50頃、慰問演芸会。
　5/17　9:00〜10:30頃　2,3級集会　ビデオ『ドロップゾーン』菓子は(A)栗まんじゅう＋コカ・コーラ、(B)ポテトチップス＋コカ・コーラで私は(A)を選択。健康的なのは、栗まんじゅうなのだ！
　5/24　8:45〜9:30　報道教養VTR『堂々日本史　島津久光　幕末を動かした大行軍』
　5/25　水田ふうさん、向井孝さんにお礼状を発信。4/24に岐刑までわざわざきてくれて現金を差入れしてくれたので、そのお礼を言わねばと、早速だしておいた。まゆみちゃんも一緒だったようだ。３人がそれぞれ差入れてくれたことを5/13になって初めて知った。しばらく審査でもしていたのか、差入れ告知が遅くなったようだ。嬉しいやらありがたいやらといったところ。
　5/27　またまた転房。祈りは通じなかったようだ。８カ月の間に５度も転房なんてのは、ホント疲れるなー。今回は、これまでより上の階となったので、わりと風が入ってくるようになったし、空を寝ながらながめられるから、いいかな、といったのが良かった点かな、あえて云えば。いよいよ岐拘からドッと引越してくるので、その影響かもしれない。１棟の窓にフェンスがつけられ始めたのもその為だろう。未決囚は厳重に管理されるってことかな。しかし、面会室の増設工事はしていないようだから、そのへんはどーなっているのだろうか？　４室だけでやっていける筈はないと思うんだが。面会時間に影響が出てくるかしらん？
　5/29　平山まゆみちゃんへお礼状の発信。わざわざ来てくれて嬉しくありがたかったなー。
　18:00〜　諸動作優良工場褒賞VTR『ロディ　勝利の天使』
　そうそう５/18から処遇の一部変更で、一部夏期処遇へ。出役時運動の行進往復時と運動時、入浴後の還房時、室内運動時と拭身時の丸首半袖（肌着）シャツ姿の許可。仮就寝、任意時間、就寝の横臥時の丸首シャツ姿及び、丸首シャツ・パンツ姿（つまりパジャマを着なくてもよい）。といった処遇変更。昨年は6/2に一部夏期処遇に変更となったから、２週間ほど早くなったのかな。一部変更というのは２段階でされるようで、昨年は6/23に第２回目の一部変更となり、全面的になったのは7/1だったけれど、今年は、とにかく暑くなるのが早く夏もながそうだから、繰り上げて実施されるかもしれない。なにせ職員は半袖となっている状況だもな。
　今年はホント異常気象そのものである。
★被収容者美術コンクールと文芸コンクールというのが今年もやってきた。あいかわらず応募しますよ、私は。今回は水彩画と俳句、川柳、短歌に。短歌は、どうもあまりやってきてないので、全く自信はない。俳句は、まあ、なんとか作れるだろう、というところ。べつに季語なんか気にしなくてもいいんだろ。絵の方は、ずっと考えてきたから、実際にどう描けるか、が問題なだけで…なんて、それが一番むずかしいのだが。でも、ヘタな絵でも描いてる時が一番たのしいね。
★居室用のホウキとハタキに変化。これまで木の柄つきのホウキが柄なしのホウキに替わり、ハタキ（これも竹の棒の柄がついていた）が小さな手ボウキに替った。木や竹の棒は凶器になるからかしらん？　それともこれらを使った、何事かした人がいた、とか…そんなところか。これもまた未決収容の影響？
★山口刑務所での木材工芸科職業訓練に応募していたのだが、これまた不許可。木材工芸でも修得して、将来、その道の店でもやって、食べていこうと思っているのだが、むずかしそー。なんせ、全国で数名だけだからな。ま、それだけでもないだろうが。
★模索舎月報４月号を見ていたら「映画・映像」の項目に、私の見た映画が幾つか載ってた。ふーん、ほとんど足立さんの作品は見てるな。『連続射殺魔』『胎児か密猟する時』『犯された白衣』と。逃亡中に見たんだっけ。わりと映画は見ていたよな。逃亡中でもちゃんと。刑務所では、大作というのはあまり見ることができないのが残念。名拘で見られたという『ダンス・ウイズ・ウルヴス』はなんとか見たいと思うので、出獄してからでも見ることにしようか。
★手話の勉強もかなり身についてきたようだ。簡単な会話ならできるようになった。しかし、まだ手話表現をそう覚えておらんので狭いけれど。やはり、TVを見ながらやると覚えやすい。本からだけだと動きがうまくつかめず、やりにくい。将司が覚えにくかったのもわかる。手話の勉強しての副次効果は、エスペラント語でも勉強したいな、という気持が強くなってきたことかな。どーいう関係からかわからんが。古本屋さんにいい本、テキストあったらよろしく！
★インドとパキスタンでの核実験で騒々しくなったが、イスラエルなんてすでに核爆弾を200くらい持っているのは確実なのに、こちらは全々騒々しくならんかったな。米ソ冷戦時より核戦争がより現実味をおびてきたように思う人が多いだろう。戦略核より戦術核の方が使いやすいようだし。それにしても温暖化にしろ核拡散にしろ、人類は、ガン細胞のごとくガイアを蝕んでいっているなー。
　環境ホルモンとかで問題になっていることなんか、10年も20年も前に反公害闘争をやっていた人たちが危険性を指摘してきたことなのにね。あの頃、しっかり受けとめていれば、今なってあわてることもなかっただろうに、いやはやったく！
★社民党がやっと与党から離脱したが、さて生き残れるか。消滅するより生き残ってもう少しきりっとしていってほしいけどな。死中に活をもとめるってカンジで。
★４月分作業賞与金　１等工（時間３５円３０銭）　10,999円。（基本給5,789円20銭）
　魚の目を医務でスピル膏というものをもらって貼って治療中。タコの吸出しみたいなものかと思ったが、ちょっとちがった。ともあれ、少しずつよくなってきているようだ。では、また！　1998.5.31　　寿一記