〈定期第79信〉

[差入れ][3/25]草の根通信292号〈平山まゆみ〉 支援連ニュースNo.175 CPR news letter号外、 Tシャツ判決に集まってください〈東武央〉 0通信No.7〈大森恭子〉 救援335号〈QC〉 新生482号、同483号〈立志社〉 模索舎月報3月号〈模索舎〉 ザ・パスポート59〈帰国者の裁判を考える会〉 『BURST CITY 第一期合本』〈ARP〉 [3/26]人民新聞3/5号〈日角八十治〉 かすみ草29号〈かすみ草編集委〉 [4/4]『一言絶句』〈平山まゆみ〉 [4/9]Tシャツ訴訟とは〈平山まゆみ〉 BURST CITY INFORMATION No.2〈ARP〉[4/10]風20号〈水田ふう〉 新生484号〈立志社〉 人民新聞3/15号、同3/25号〈日角八十治〉 日雇全協ニュース4/1〈日雇全協〉 以上。いつも差入れどうもありがとう。
「支援連ニュースNo.175」に確定死刑囚処遇一部変更のこと載っていたな。ほんと一部だなぁ。月2回のビデオ観賞ってのは名拘でもやっていたものだったかな。低い方に一律にされちゃったというカンジだが、ほんの少しはよくなったと考えるべきか。トシと将司にとっては25年ぶり位の映画ではないかな。二人とも映画は好きだろうから喜んでいるのではないか。
 Tシャツ訴訟の判決がどうなったのか、中日新聞には載ってなかったので、わからんかったが。載ってなかったということは、敗訴ってことなのかもしれんな。敗訴だとしても、おつりがくるくらいの獲得物があったから、完全な敗北ってわけでもないだろうね。
 ゆきちゃんが信用できなかったというのでは勿論なかったろうね。あの当時はそういうのがけっこう多かったように思う。私にしても黒川君の本名を知ったのは、かなり経ってからだったし、どこでどう動き回っているのかようわからん人だったものな。防衛上(?)から、そういうことが必要だった、ということもあるのではなかったか。
 レバノンでは、スッタモンダしているようで、ここのところ中日新聞にもとんと関連記事が載らなくなってしまった。載らないということは載せられないほど、都合のわるいことがあるということなのだろう。左派やヒズボラなどから批判や釈放攻勢があるなんて記事があったから、レバノン政府としても処遇に困っているってところかな。でも今回のことでこれまであった、日本赤軍=嫌われ者のテロリストといったデマ宣伝がくつがえされ、日本赤軍の真の姿が多くの人々に改めて認識されていったのではないかな。そういう点で政治戦に敗北しなかったという丸ちゃんの言っているとおりだね。
 MRTAについても、これまた中日新聞には細々としか載らなくなったみたいだが。
 ああそうそう、“カズさん探して係”に。私は1度だけ、カズさんを見たことがあったよ。高田馬場の寄場で活動していた時に、早朝ガードレールに腰かけて、こちらの関係者と二人で話しをしていたのを。なんか寄せ場には不釣り合いな服装だったのでオヤッと思ったけ。黒っぽいズボンにワイシャツ姿だった。’74年だったから、われわれに接触を始めた時のことかもしれないね。その1度きりだな。私は話しもしなかったけど。丁度、喫茶店にバイトに行く前に寄ったのじゃなかったか。
「ごましお通信36号」で死んだらどうなる?っていうようなこと書かれていたが古派チベット仏教では、死んだらそれまでよ、みたいなことだって。カスタネダのドンファンシリーズの中でも、死については生命が世界に拡散していく、ようなこと書いてあったがそんなものかなと思うけどな。手塚治の『火の鳥』の中でも大きな生命の流れの中に合流してゆくような描写がされていたけれど、あんなイメージで近いのではないかと思うね、私は。
『0通信No.7』に「0通信5号までは捨てて下さい」とあったが、う、むふんだな。いいんじゃないのかな。それまで大森君も、今の大森君もつながっているわけだから。
★4/1より、それまで風邪防止などの為に仮就寝時間が30分繰上がって18:00〜だったが、また18:30〜に戻った。今冬のインフルエンザは高齢者にはきつかったようだな。こちらでは昨冬のよりもひどくきならなかったようだが。
 4/8に工場用チョッキの引上げ。4/15に3枚目の毛布引上げ。4/17舎房用チョッキの引上げ。4/22工場用メリヤスの引上げ。4/24舎房用靴下の引上げ。5/8に舎房用メリヤスの引上げ、ということ。もう、かなり暖かいので、私は工場でも舎房でもメリヤスは着ていない。
 4/1から全国の監獄で一斉に、主食を平均10g減らすことになったそうだが、見た限りでは、そう変わらんな。どちらにしろ、今、私は主食は1/3程度残しているので関係ないな。今回の減量は主食偏重を是正し、成人病等の予防の為だそうだ。
★絵画クラブというのは、けっこうあちこちの刑務所にはあるというのに、なんで岐刑にはないのだ?ということで、2年前の所長への上申書から、また今、ひつこく境域統括面接を出願した私であった。東拘では自由に絵が描けたのだが既決になったらあかんなー。絵画クラブがだめならNHK通信教育か独学でと求めているのだけれど、どうもネックは描いた絵のゆくえ(処置)らしい。それなら、クラブとしてやればいいんじゃなかろうかともおもうけどねぇ。絵を描く行為というのは、イライラすることや、いやなことが多い長期拘禁にあっては気持ちを落ちつけるのにはいいんだけどなー。だからこそ、多くの刑務所など刑事施設で絵画クラブが設けられているんじゃないのか? 下手な絵がうまく描けるようになれるか、どうか。
★’97年3月分 8,365円(内使用可能2,091円)。
 4/22の丸ちゃん判決公判日 頑張って? もう結果はわかってる?! ともあれ元気でゆこう。1997.4.13 寿一記


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