〈定期第99信〉

[差入れ][3/12]ザ・パスポート69〈帰国者の裁判を考える会〉 ごましお通信45号〈益永美幸〉[3/17]模索舎月報3月〈模索舎〉 人民新聞2/15号、同2/25号〈日角八十治〉 ねっとわあく死刑廃止45号〈ねっとわあく死刑廃止〉 シャコ通信No.5、支援連ニュースNo.187〈東武央〉 救援347号〈QRC〉 [3/26]草の根通信304号、『時代マンガベストセレクション』〈平山まゆみ〉以上。
 いつも差入れどうもありがとう!
★「ゆうき凛々30号」は、実ちゃんとじんじんの個性のにじみ出てるミニコミになってるね。端々にじんじんのユーモアがだされてるのでおもしろい。投書欄など、ハ、ハ、ハ、といったところ。
「死刑と人権壱百号」の「シスタープレジャンと語る会」報告は、会場の様子が臨場感をもってよみとれるのでよかった。「死刑と人権」はいつ読んでもためになるなぁ、と思う。
「風24号」に毎回載るおいちゃんの消息がひとつのたのしみでもある。大丈夫なのだけうか、と思っていると、こんなことが書かれて、なかなか頑張っとるんだと安心する。りきさん伝も、のりにのっておもしろくなってきた。こうして昔のアナーキストの動きを見返してみるのもいいね。
「ごましお通信45号」の一頁表紙の文を読んで、そう言えばトシの義兄と面会した時、遊行漂泊の宗教的芸民に関わるような話をされたっけ、と思い出す。あれは説教節とかなんとかの話だったか、埼玉のものだったか、なんでかずっと印象に残っている。抹消箇所8頁下段のうしろから4行目の3字、多分「泉水博」の字だろう。東拘仮舎房の入浴室は、こちらの昼夜独居棟のそれとほぼ同じものだな。こちらにはスイング式パネルとかそれに接続しているコンクリートのしきりみたいなものはなかったと思う。照明も天井の方についてたのではなかったかな。TVニュースを見ていたら組対法反対集会に小田原氏が講演していた。トシとどっこいのハゲ具合だったか。
「ザ・パスポート69」を見て、ようやく、城崎さんや西川さんの立場が少しわかってきた。ベイルート訪問記もなかなかおもしろかった。ルミエからの報告も元気そうでなにより。「ザ・パスポート」はこのところ気合の入った作り方をしていていいね。編集メンバーが増えたからかな。
「しるし如月号」の短歌で、坂口さんの今が知らされる。仮舎房では、けっこう不自由しているようだね。
 じんじんもあちこちで頑張っとるな。もう飲みすぎて失敗ということもないようだ?
「救援346号」の1頁の下部に大きな抹消。どーいうわけかここ一ヵ所だけが抹消されている。さて、一体なんの抹消であろうか。革手錠国賠のことだろうか。このとこと獄中訴訟とか、獄中での事件のことときどき抹消されるな。
「六月の炎29号」は、あいかわらず審査中とのことで閲覧できずにいる。磯江さんの訴訟については、これまでに読んできていることで大体わかっていることだから、その件が審査中ということではないのではないか、と思うが。パンフの総体が全て抹消対象ということは考えられんなー。どういうことかな?
「支援連ニュースNo186」も今だに審査中の為、閲読できないままである。これまでに部分抹消ということはあったが、これほど時間かけて、審査するってことはなかったのになー。そんなスゴイことがかいてあるのだろうか。さて、どんな問題あってのことだろうか。
『死刑確定中 大道寺将司』もまた、今だに審査中のままである。なんか、あまりむずかしく考えすぎちゃっているのではなかろうか? たいして問題となりそうもないことを、かえって問題を作るためにあれこれやっているかのようである。これまでそういうものを閲読させて、なにか問題が生じた、ということもないのになー。
★葛飾区役所南綾瀬出張所へ転出証明書をこちらに送ってくれるように3/18発信した。このところ、職権消除ということがあちこちで行われているようだが、本当に困ったものだ。獄中者は不自由な身なのだから事務手続にもかなりの手間がかかってしようがない。しようがないので、岐阜刑の住所に住民登録するつもりだ。
★3/20 18:00〜 諸動作優良工場褒賞VTR『バットマン Forever』  3/21 9:00〜 川柳クラブ 13:20〜 総集行事(講堂にて)『釣バカ日記9』特配→おはぎ
 3/22 9:00〜 3年以上無事故者褒賞VTR『アライバル(侵略者)』
 3/29 9:00〜 2,3級集会、VTR『サンタマリア』菓子は(A)ガトーショコラor(B)味サロン+八百津せんべいで私は(B)選択。
 3/14 9:00〜11:00ころまでのど自慢大会が行われ、各工場から1名が出場した。今回はレベルが下がったようだった。
 あれなら、次回、オレが出て賞をとってやるぜ! などと自信を持った人がいたほどだ。のど自慢大会といってもカラオケ用ビデオを見ながら、そこにうつる詞にそってうたうのだからよほど下手でなければなんとか歌えるのだが…。それでもなんとか歌えない人もいるのだから…と他人のことは言えない私であった。
★せっかくのこと古本屋さんが倒産してしまわないうちに言っておこうか。船戸与一と立花隆(『宇宙からの帰還』と脳のなんとかというのは既読)、梁石白(『ドライバー日記』と『夜を賭けて』は既読)の本は読みたいね。あと、そうだなー、世界のあちこちでのオルターナティブな試み、旅行記等、獄中ではよく知ることができない外の出来事、動きなんか知りたくなるしな。うーむ、こうなると範囲は広がりすぎてやりずらいかな。しかし、あまりこむずかしいのは苦手だしな、やっぱり。ダレかさんと同じかなそれは。『しのぶぐさ』は大事にとっておこう。
★賞与金 '98年2月分 1等工(時間当) 9,598円
★3/24 TVニュースを見ていたら甲山事件の無罪判決が出てきて、やったー!と嬉しくなったね。よかった。しかし、3/27の夕刊では、小野悦男さんの無期判決もあったりして、こっちはいろいろ考えてしまうな。
 今日はこんなところで、おしまい。では元気で! 1998.3.29 寿一記


SHACO
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