「虹作戦」から25年

「日の丸・君が代」法制化に抗議!9/25集会

 天皇制を問題にしているさまざまな現場からの反対の声をよそに、「日の丸・君が代」法案は、さる8月9日、まともな討議もせずに国会を通過、ついに成立してしまった。天皇ヒロヒトも、それを引き継いだ今の天皇アキヒトも、また日本政府も、あの侵略戦争で踏みにじったアジアの人々への謝罪も戦後補償もしないまま、侵略の象徴である「日の丸・君が代」を国旗・国歌とするというおぞましい時代を、私たちは迎えています。こんなことは到底認めるわけにはいけません。
 いま死刑囚として獄中にある大道寺将司さん、益永利明さんらは「東アジア反日武装戦線・狼部隊」として天皇の戦争・戦後責任を追及すなかで、1974年8月15日「戦没者慰霊式典」に出席のため那須から東京に向かう当時の天皇ヒロヒトの乗った列車を、荒川鉄橋で爆破させる計画を立てました。「虹作戦」と名づけられたこの計画は未遂に終わりましたが、彼らが逮捕された後、警察・検察はこの計画をひた隠しにし、新聞のスクープで明るみに出るや、今度は彼らに対する極刑攻撃の理由にしてきました。
 「虹作戦」から25年――今この時代に、彼らのめざしたことをともに考える集会を開きたいと思います。発題者の大河原礼三さんは、長年高校教師をしながら教育現場で天皇制について考え、行動してこられ、死刑廃止運動にも積極的にかかわっておられる方です。ぜひ多くの参加をお待ちしています。
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日時:9月25日(土)午後3時〜5時
会場:日本キリスト教会館(地下鉄早稲田駅下車5分)
発題:大河原礼三さん

主催/東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議
連絡先:東京都荒川区西日暮里2-39-7-404 電話(03)3891-7047 水曜夜

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