「東京拘置所のそばで死刑について考える会」(そばの会)では、毎月一回、綾瀬駅前で「死刑について考えてみませんか?」というビラをまいて、もう二年半になります。いろいろ意見を書いて送ってくださる方もあって、読むたびにこちらが考えさせられます。ビラまきだけでなく、半年に一度くらい、綾瀬駅近くの集会室を借りて、ビデオを見ながら死刑について考える「ミニ集会」を重ねてきました。こうした機会を通して、少しずつですが、新たな出会いが生まれています。
今回は、下記の日時でミニ集会を開きます。このビデオに出てくる袴田巌さんは、働いていた味噌店に主人夫婦を殺したとして逮捕されてから三十年以上ずっと無実を訴えています。死刑が確定して十年以上になりますが、外部交通の極端な制限の中で、精神的にも健康を害しており、冤罪の過酷さを思い知らされます。9月18日は、午後4時半から綾瀬駅前(東口)で定例のビラまきのあと、ミニ集会に移ります。二週連続ですが、ふるってご参加を!
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日時:9月18日(土)午後六時
会場:足立区勤労福祉会館(綾瀬プルミエ)
ビデオ:「無実の死刑囚袴田巌―死刑囚の手紙」
袴田さん救援会の方々のお話